夏の課題図書

宇宙みたいに真っ暗で呼吸もできないようなところへ、行きたいと思ったことがない。
ドラえもんみたいにテキオートーで、宇宙空間でも地上で過ごすみたいにいられるなら、しかもスペースシャトルじゃなくて銀河鉄道みたいにゆっくりと進む乗り物で旅行できるなら(圧縮空間で広々客室、展望車つき、用事がある時はどこでもドアで一時帰宅)、しかもしかも、行った先に宇宙の遊園地(ドリーマーズランド)があるのなら
それならちょっと行ってもいいかもしれない、そんな宇宙。


けど、宇宙兄弟という漫画はとてつもなく興奮した!!!

宇宙飛行士試験を合格するのにいくつもの激しい試験、受かるのは数名。
受かったら2年間"訓練生"として猛勉強。
せっかく受かったのに脱落していく人もいる。
知識、技術、体力、閃き、リーダーシップ、決断力、行動力、冷静さ、仲間を思う気待ち、自分をアピールするパワー。
それに加えて個々の特殊能力。(医者だったり技術屋だったり学者だったり)

それ全部揃うとかあり得るの?!

無事正式な宇宙飛行士になってもまた訓練。必ずしも宇宙行きの仕事を任命されるわけじゃない。同期はみんな宇宙に行ったのに俺は、、、とかなる奴がいたり、ISSじゃなくてほんとは月に行きたかったとかいうやつがいたり。
あまりにも遠い道のり。

そこに出てくるキャラたちのできること
例えば、英会話、ロシア語会話、英語の専門書を読む、飛行機を運転する、物を設計して実際に組み立てる、宇宙の様々な乗り物や機械を操作する
その中のたった一つでもできれば十分ものすごいことなのに、彼らにとってそれは宇宙へ行くための必要最低限のツールの一つでしかない。
でも「英語を喋れるようになる」っていう目標を立てるより、「宇宙に行くために英語が必要」って方がやる気出そう(  °  ω  °  )!!


とても刺激を受けた。